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大学生の一人暮らしは栄養不足が心配!食育について調べてみました。


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大学生も知っておきたい「栄養」と「食育」について

近年になり、日本人の栄養摂取の偏りや食習慣の乱れが目立つようになっていると言われ、特に朝食を摂らない若者が増えているということが問題視されています。

そのような背景の中、内閣府では大学生の食生活に関する実態の把握や食育に関する意識調査や分析を行っています。

ですが、実際はどうでしょう。現役大学生は食育を意識して生活しているのでしょうか?もちろんした方がいいのですが、若い時はなかなかそういった意識にはなりづらいとも思います。

しかし食生活が乱れると、短期的には「朝起きられない」「集中力の低下」「疲れやすい」といった症状を起こし、学生生活に支障をきたします。

そして長期的には生活習慣病になってしまったり、血糖値の上昇や肝機能の低下、あるいは痛風になってしまう可能性も高くなってしまうと言われています。

いかがでしょうか。というわけで、今回は少しでも「食育」について興味を持っていただきたいと思い、このテーマについてまとめていきたいと思います。

食育とは?

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様々な経験を通して「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。

なぜいま食育が注目を集めているのか?

① 「食」を大切にする心の欠如

② 栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加

③ 肥満や生活習慣病(がん・糖尿病など)の増加

④ 過度の痩身志向

⑤ 「食」の安全性への不信感の高まり

⑥ 「食」の海外への依存

⑦ 伝統ある食文化の喪失

⑧ 地域社会や自然の恵み、勤労の大切さへの理解不足

このような現状を踏まえ、2005年に食育基本法が制定、さらには2006年に食育推進基本計画が制定され、子どもたちが食に対する正しい知識と健全な食生活・食習慣を身につけることができるように、学校教育をはじめ積極的に食育に取り組んでいく気運が高まってきています。

食育の概要

◎ 生涯を通じた健全な食生活の実現

◎ 食文化の継承

◎ 健康の確保

これらを図るために、

◎ 食について考える習慣

◎ 食に関する知識

◎ 食を選択する判断力

これらを楽しく身につけるための学習などの取り組みを指しています。

食育基本法の成立(2005年)

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食育とは、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきものと位置付けています。

食育は単なる料理教育ではありません。食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの一次産品・二次産品の生産についての総合的な教育を指します。

食育の歴史

ここからは食育の歴史についてお伝えしていきたいと思います。

主な登場人物

◎ 石塚 左玄(いしづか さげん)
◎ 村井 弦斎(むらい げんさい)

食育の起源は明治時代:石塚左玄

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食育の起源は明治時代に遡ります。その時代の陸軍漢方医であった石塚左玄が「食育」という言葉を造語しました。食育とは「子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うこと」という意味でこの言葉を用いたのが始まりです。

明治時代の小説家:村井弦斎

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明治時代の小説家、村井弦斎は石川左玄の著書を読み大いに共感しました。そして、1903年に彼が書いて大ブームを起こした「食道楽 秋の巻第252 食育論」で「食育」という言葉を使用したのです。この単行本は明治時代では驚異的と言える十数万部の大ベストセラーになりました。

食育の終焉

この頃、石塚左玄の説を実践する団体として「帝國食育會」が結成され、その後、政財界の援助により石塚左玄の食物養生法を啓蒙する団体として「食養会」が結成されました。しかし、この食養会の関係者が懸命に食育を唱えるも、一般的にはほとんど知られてなかったのが現実のようです。

この後、食育という言葉が再び陽の目を見るまでかなりの時間を要することとなり、平成時代になるまで「食育」という言葉が一般的に広まることはありませんでした。

食育の復活

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時代は流れ、平成となります。2002年11月21日に自民党の政務調査会に「食育調査会」が設置されました。

その目的は、産地偽装などの食の安全を揺るがす事件がこの時代に多発したことにより、消費者の不安や不信感が募りました。それを食育によって取り除くことです。

一般人の知らない言葉をスローガンに掲げたことから、マスコミや研究者などが関心を抱き「食育」という言葉の語源を探したのです。

これによって、歴史に埋もれていた石塚左玄や村井弦斎が再び陽の目を見ることとなります。食育調査会設置の翌年である2003年に、当時の総理大臣・小泉純一郎の施策方針演説に「食育」が取り上げられてこの言葉が一般化しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実は食育の起源は明治時代に遡り、これが一般化するまではかなりの時間を要したのです。それではここからは食育についてのまとめに入っていきたいと思います。

食育基本法の成立(2005年6月10日)

食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的としています。

食育基本法は、総理大臣と12省庁の大臣と国家公安委員長までが参加した「国家レベル」で食事をどうにかしようと捉えた「世界的に例のない」法律とされています。

なぜ食育が大切なのか

理由は、食に関連したさまざまな問題が浮上しているからです。

◎ 栄養の偏りや不規則な食事などによる肥満

◎ 生活習慣病の増加

◎ 若い女性を中心にみられる過度のダイエット志向

◎ 高齢者の低栄養傾向などの健康問題

◎ 食の安全や信頼に関わる問題

◎ 外国からの食料輸入に依存する問題

このように、食を取り巻く環境が大きく変化していく中では「食育」を通じて食に関する正しい知識を身につけ、健康的な食生活を実践していくことが、心と身体の健康を維持しながらより生き生きと暮らすために必要とされています。

食育によって身につくこと

理由は、食に関連したさまざまな問題が浮上しているからです。

◎ 心と身体の健康を維持

◎ 食事の重要性や楽しさを理解

◎ 食べ物を自分で選択する力をつけ、自分で料理ができる

◎ 家族や仲間と一緒に食べる楽しさ

◎ 食べ物の生産過程を知る

◎ 食べ物に感謝する気持ちを持つ

このような力は、子どもの頃から家庭や学校、地域社会などで学び身につけていくものです。そして、その子どもたちが大人になっても実践を続け育み続けるものです。

このように育んだ食への知識や経験、日本の食文化を次の世代に繋げていくことも重要な役割です。

化学調味料を摂らない健康的な学生生活を

食事の質と栄養バランスにこだわり抜いた学生会館


橘・学生会館は「食」の質にとことんこだわる学生会館です。会館で提供している食事は化学調味料を一切使っていません。

厳選した食材を使用し、農産物も生産地・生産者・育成方法が明確な物だけを使用しています。

健全な食生活を実践することが食育の基本ならば、橘・学生会館は「毎日が食育」です。

 

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