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米づくりの工程|自然農法米と通常米の比較


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大冷害で立証された自然農法米の生命力

平成5年、100年に一度あるかないかという未曾有の大冷害を覚えていますか?この大冷害により日本全国の稲作は全滅に近い収穫量の落ち込みがありました。

このような中、橘学生会館・青森農場の米は、例年並みの収穫量を確保しました。

化学肥料、農薬、除草剤を使用しないので、稲自体は自分の力で育つ努力をします。当然、寒さにも強くなります。

自然農法の稲は生命力が強く、自分の力で育つことでこの記録的な大冷害を乗り越えた強い米なのです。

稲作の始まり

ー 通常のコメ農家 ー

稲作農家の仕事は3月頃から始まります。

もちろん耕作面積などにもよって変わってくるのですが、この時期に行うことは「種子からの育苗」それに「田耕し」と言われる作業です。

ー 橘の米づくり ー

橘・学生会館の米づくりは、10月の稲刈り後にすぐ始まります。

稲刈り後の早い段階で田耕しを1回行います。年内に田耕しをする理由は、雑草のタネを寒さに当てることでそれらのタネが死ぬからです。

このように、農薬を使わずに雑草を抑制する下準備を冬のうちからしておきます。

年明け後、田んぼに雪がなくなった段階で4月までの間に田耕しを3回行います。

堆肥は全て自家製で、稲刈りの後のもみ殻と米ヌカのみで発酵させて堆肥を作ります。

通常の農家ではこのような堆肥を作りません。化学肥料を用いるところが多いです。しかし、そのような田んぼには根がはりません。

育苗(いくびょう)

ー 通常のコメ農家 ー

最も一般的な稲作の方法は種籾と言われる種子を苗まで育て、ある程度育った苗を田に植えるという方法です。(他に、直接種をまく直播きという方法もあります。)

植えるための苗を育てるためにこの頃から準備を始めます。

ー 橘の米づくり ー

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育苗も無農薬で40日~45日かけて育てます。

田植えの準備(4月~5月)

ー 通常のコメ農家 ー

田んぼは田耕しをした後、水を張り「代かき」という作業に入ります。

代かきというのは、田耕しでボコボコになった土の表面をならしていく作業です。

一般的には「荒代(あらじろ)」と「植代(うえじろ)」の2回行いますが、1回で済ませることもあります。

ー 橘の米づくり ー

代かきは1回のみです。

この作業には重い重機が入るため、2回以上田んぼに入ると土が固まってしまうためこのようにしています。

田植え(5月)

ー 通常のコメ農家 ー

田植えの時期は地域によってまちまちです。品種によって植える時期が違うのですが、5月中旬頃から遅くとも5月下旬までに田植えを終えることが多いです。

ゴールデンウィークは多くの田んぼで田植えをしている風景が見られますよね。田植えと稲刈りは稲作において最も忙しい時期です。

田植えはそれくらい忙しい作業なので、田植えが終ると「泥落とし」といって慰労するための飲み会や旅行を行うところもあるようです。

ー 橘の米づくり ー

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例年、5月中旬から田植えが始まります。

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農薬を一切使わないため、このようにタニシを見つけることもできます。

水管理と除草作業(6月~9月)

ー 通常のコメ農家 ー

田植えが終わると、収穫までは管理をするだけになります。5月~9月くらいまでは青々とした稲が生えている田んぼを見ることが出来ます。

通常はこの時期ももちろん仕事はあるのですが、田植えと稲刈りの忙しいシーズンほどではありません。

主な管理は3つです。

  • 水の管理
  • あぜ草刈り
  • 雑草と害虫の防除

水の管理、つまり水位の調節は田んぼの管理のなかで最も頻度が高い作業です。丁寧な人であれば毎日見まわって、通常ただと3~4日に1回くらい見回ります。

同じ水路を使っている他の田んぼの人との兼ね合いもあるので、お互い気をつかいながら管理をします。

あぜ草刈りは年に3~4回程度行います。放っておくと草丈が伸びて刈りにくくなったり、木が生えてくることがあるので気をつける必要があります。

雑草や害虫の防除は、もちろん農薬で行うこともありますし、それ以外の方法で行うこともあります。

注意するのは「ヒエ」です。

ヒエなどの雑草が田に生えてしまうと、米に混ざったりするのでなるべく取り除かなければいけないとされています。

ヒエの種が土に残ってしまうと、次の年にまた生えてくるので大変な作業となります。

代表的な害虫は「カメムシ」です。米がまだ固まっていない液状の時に汁を吸って、その結果として米に黒い斑点がでてしまいます。

見た目が悪く、食味も落ちてしまいます。どうしても発生するので、最終的には色で選別する機械でふるい落としたりします。

ー 橘の米づくり ー

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6月に入るとまずは機械による除草作業を2回行います。そして6月下旬に手作業による除草作業を再び行います。農薬は一切使いません。

また、7月から8月にかけての夏季期間も手作業による除草作業を行います。

この時期に田んぼに人が入って除草作業をしているところは日本全国を見回してもほとんどないと思います。

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農薬を一切使わない田んぼでは、自生するミズアオイの花を楽しむこともできます。

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9月に入ると、これもまた手作業による「ヒエ刈り」が始まります。

農薬を一切使わないためヒエも大量にでてきます。このようにヒエ刈りも総動員で行います。

収穫(9月下旬~10月)

ー 通常のコメ農家 ー

収穫期には田んぼの水をすっかり落として、干上がった状態にします。

カラカラの状態でないとコンバイン(収穫する機械)が入れないですし、実際水気が多い田んぼに入ってしまうとコンバインがズブズブと泥にはまって大変な事になってしまいます。

コンバインは稲から籾だけを取り除いて収穫してくれるので、これで稲は籾の状態になります。

田んぼは稲の切り株が残った状態になります。

ー 橘の米づくり ー

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同様の流れで9月下旬から稲刈りが始まります。

乾燥調整と脱穀

ー 通常のコメ農家 ー

籾はそのままだと、水分を多く含んでいる事があります。

お米は長期保存するものなので、水分量を15%まで落とすために乾燥を行います。

昔は掛け干しで水分を落としていたのですが、今では10トン近くもの米が入るとても大きな乾燥機で乾燥します。

乾燥機の燃料は灯油です。急激に乾燥させてお米の粒が割れないようにしながら半日くらい乾かします。

乾燥したあとは籾摺り機で籾殻を取り除き、玄米の状態にします。

玄米の状態で30Kg入の袋に詰めたらあとは出荷するだけ。 これで稲作の1年が終わります。

ー 橘の米づくり ー

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橘学生会館・青森農場における乾燥作業は、品種別に貯蔵できる約50トンのタンク12基を備えた施設のタンクに入れて、常温の風だけを利用した乾燥法で15日位かけてゆっくり乾かします。「常温通風乾燥籾(もみ)貯蔵」

また、出荷までは籾保管で貯蔵し出荷に合わせて籾摺りしてから出荷します。

冬の間は何をしているの?

ー 通常のコメ農家 ー

米農家それぞれですが、昔だと出稼ぎに出たりすることが多かったようです。

今では兼業農家の方が多いので他の仕事をされるというのが一般的です。

ー 橘の米づくり ー

冒頭でも述べましたが、橘学生会館の米づくりは、10月の稲刈り後にすぐ始まります。

稲刈り後の早い段階で田耕しを1回行います。

年内に田耕しをする理由は、雑草のタネを寒さに当てることでそれらのタネが死ぬから、というのは最初に説明しましたね。

年明け後、田んぼに雪がなくなった段階で4月までの間に田耕しを3回行います。

堆肥は全て自家製で、稲刈りの後のもみ殻と米ヌカのみで発酵させて堆肥を作ります。

このように、橘学生会館の米作りは冬の間も安全で美味しいお米づくりのために地道な作業を重ねていきます。

まとめ

ここまで、通常のコメづくりと自然農法のコメづくりの違いをお伝えしましたが、自然農法の大切なポイントは3つあります。

それは「土づくり」「苗づくり」「除草」の3つです。土を畑のような状態にして、土壌の力を最大限に引き出します。

研究を重ねながら手間をかけて作られた農産物は本当に体に優しく、そして美味しい。

有機農業とこれまでの慣行農業の違いは、

「心をかけて作ったか」「農薬と肥料で作ったか」です。

ひとり暮らしでも健康的な食生活

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いま「食事付き学生会館での一人暮らし」が注目されています。

学生会館には食事付き物件もあります。管理人も常駐しているので、初めての一人暮らしでも安心です。

大学が運営する学生寮との違いは、同じ学校の学生の集まりではなく、さまざまな大学や専門学校から学生が集まっていることです。

それによって、学生のうちから幅広い人との繋がり、より広い見識が深まります。

食事付きなので、トータルで見ると一人暮らしでかかるコストを削減できるのも魅力です。

学生会館の中でも、特に食事の質にとことんこだわり「化学調味料を摂らない暮らし」を実践をしている会館があります。

健康的に一人暮らしをするにはどのような方法が望ましいのか。一度じっくりと考える時間を取ってみるのも良いのかもしれません。

化学調味料を摂らない健康的な学生生活を

食事の質と栄養バランスにこだわり抜いた学生会館


橘・学生会館は「食」の質にとことんこだわる学生会館です。会館で提供している食事は化学調味料を一切使っていません。

厳選した食材を使用し、農産物も生産地・生産者・育成方法が明確な物だけを使用しています。

健全な食生活を実践することが食育の基本ならば、橘・学生会館は「毎日が食育」です。

 

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